「はねっこ」とは、地元の言葉で、「風で飛ばされた地面の泥」という意味。食べて元気になってほしいという思いを込めて名付けました。
神奈川県三浦半島の台地は、水はけの良い火山灰土のため、農作物の栽培に適しており、温暖な気候や海から吹く潮風も枝豆の健やかな成長を助けます。
三浦はねっ娘会の枝豆の特徴
三浦はねっ娘会では、「あまおとめ」という茶豆由来の香り豊かな白毛豆を使っていますが、品種を1つに固定せず、時期により最も美味しい枝豆を選んで栽培しています。
品種の選定から栽培技術、品質チェックまでメンバーで共同の基準を設け、毎年、安定した味にこだわった枝豆を生産しています。
枝豆は収穫後、すぐに味が落ち始めてしまうので、鮮度と味を保つには、収穫後すみやかに4〜5℃の低温に冷やすことが大切なのですが、「三浦はねっ娘会」では複数の大型冷蔵庫を各農家が所有し、保冷車で出荷をしています。
こうした取り組みが市場でも高く評価され、4人という少数精鋭で活動しているにも関わらず、都内の高級スーパーでも販売されるほどのブランド枝豆となっています。
三浦はねっ娘会が「かながわブランドに」
神奈川県と生産者団体で構成する「かながわブランド振興協議会」が、令和元年5月22日に審査会を開催し、「三浦はねっ娘会」の枝豆が、「かながわブランド」として登録されました。
《「かながわブランド」の条件》
○消費者ニーズに対応した生産と販売に、組織的に取り組んでいる。
○消費者にアピールできる安全性と商品としての特徴がある。
○統一の生産・出荷基準を守り、一定の品質を確保している。など