三浦はねっ娘会の枝豆の美味しさの理由

美味しい枝豆をお届けするため、

栽培に情熱をかけ

品質の管理にこんなにも

手間をかけています。

1.緑肥(りょくひ)により害虫を防ぐ。

緑豆(りょくとう)すきこみ法により、害虫を駆除する。

はねっ娘会では次年度も美味しい
枝豆を作るため、枝豆栽培終了後
もやしの原料である緑豆のタネを
畑にまき、緑豆を育てます。

どうして、緑豆を育てているか
わかりますか?

もやしを栽培、収穫するため
ではありませんよ(>_<)

そう、近年、枝豆産地を悩ます
ダイズシストセンチュウという
害虫を駆除するためなんです!

ダイズシストセンチュウは
枝豆の根に寄生し、根から養分を
吸収して育つ大変厄介な害虫です。

毎年、枝豆栽培を終了した畑に緑豆を
すきこむことで
害虫を駆除し、農薬に
頼ることなく
土壌を綺麗にしてるんです。

ご覧ください。

このきれいな緑豆畑!

はねっ娘会の枝豆、緑豆緑肥

土に病原体がいたら美味しい枝豆は
作れません。

ダイズシストセンチュウを緑豆の根に
付着させて駆除するため
トラクターで
緑豆を
すき込んでいきます!

枝豆、緑肥、ダイズシストセンチュウ

美味しい枝豆は土作りが命!!

緑豆を土にそのまますき込むことで

肥料分となり、有機物として

土壌改良にとっても役立つんですよ^_^

栄養価の高い枝豆を安心して

お召し上がりいただけます。

2.よい苗を育てる。

よい苗を育てることは難しく手間がかかる。

枝豆苗
枝豆苗の育苗

枝豆は種を畑にまく方法が一般的ですが
当園ではハウスに電熱の温床をつくり
そこで苗を育ててから畑へ植えつけいます。

温度が低いと芽がでてくるのに時間が
かかり発芽むらが生じ腐り易くなります。

逆に、発芽後は温度が高いと軟弱で長く
折れやすい苗になってしまいます。

ハウス内の温度は天候により変わるため
温度管理には大変気をつかいます。

手間はかかりますが、

よい苗を育てることで

品質のよい枝豆が

たくさん採れるんです。

枝豆の移植作業
成長する枝豆

すべての畑に、手で苗を植えます。
美味しい枝豆を育てるため、日がよく
当たるよう間隔を広くしてます。

3.採ったらすぐに冷やす。

美味しい枝豆をお届けするために、コールドチェーン(低温流通体系)でお届け

作業はとにかくスピード勝負!

一切のブレを許さず

品質には妥協したくありません。

鮮度が命の枝豆。

気温の低い早朝に採りますが
それでも手際よくやらないと枝豆は
熱を持ちはじめて味がどんどん落ちてしまいます。

お客様に美味しい枝豆をお届けする
ため急いで採るのでみんな必死です!

横須賀市津久井浜の枝豆畑における収穫風景

枝豆は実がふくらみすぎると固くなり
香ばしさも抜けてしまいます。

そのため実が7~8割にふくらんだら
根元をハサミでカットして採ります。

収穫の適期は1週間程度しかないため
日ごろから注意して枝豆の成長を見守っています。

ご存知ですか?

コールドチェーン

枝豆選別作業

コールドチェーンとは、生鮮食品を生産
・輸送・消費の過程の間で途切れること
なく低温に保つ物流方式で低温流通体系
とも呼ばれています。

枝豆の場合、収穫後すぐ低温冷却しないと
どんどん鮮度が落ちていってしまいます。

劣化を最小限に抑えるためには劣化の
少ない冷却方法、温度変化の少ない輸送が
必要となります。

岩崎ファームが通販でお届けする
「はねっ娘会」の枝豆は、畑で採ったら
すぐに冷たい水で冷やします。

その後、素早く選別や洗浄、袋詰めの
作業を行い、出荷直前まで専用の保冷庫に
いれクール便で発送(農家直送)します。

採りたて最高の美味しさを

ぎゅっと閉じ込めて、

コールドチェーンで

お届けするので、

とびきり新鮮です。

4.莢(さや)に枝を残す。

枝付きだから新鮮で旨みもキープ。

当園では夏の間、地域のパートさんの
手を借りて多い日は100人以上が
従事します。

なぜこんなに人手が要ると思いますか?

商品の袋を開ければ分かるのですが
莢に数cmの枝を残しています。
これを手作業で行ってるからなんです。

枝豆加工風景

収穫する際、機械で枝葉と莢を
分別する生産者がほとんどで

コスト削減のため当園でもかつて
導入していた時期もあったのですが、

良い豆も傷が付きやすく鮮度も
保持できないことからやめました。

大変な手間がかかるのですが
美味しい枝豆をお客様にお届けするため
こだわって枝付きにしているんです。

枝付きの枝豆

枝付きにして、すぐに冷蔵すれば
旨味もキープできます。

長年かけて辿り着いた

この”ひと手間”が、

「はねっ娘会」の枝豆の

美味しさの秘訣です。

5.厳しく検品する。

徹底した検品体制で、高品質を実現

枝豆選別作業

当園では朝から夕まで一日中、検品作業を
専門に行う
熟練のスタッフがいます。

傷がついたものや色が悪いもの
基準未満のサイズのものを取り除き
厳選された枝豆のみ「はねっ娘会」の
枝豆として出荷します。